2004/02/01 [日] グラディアトール大失敗。。。

今日、メンガタの現状最終チェックをしました。プリン内の見える位置にいる幼虫たち、元気な2令だったので安心したてのですが。。。実は16個のプリン中、4頭が落ちてました。(1頭は3令になってましたが。。)

でも、♀のケースのマット内に、まだ最低3頭の幼虫(そろそろ2令)がいたはずなので安心してましたが、、、暴いて見ても、すべて消えてました!!
このマットは、表面に割出しした割りカス(材からの回収はゼロ)を敷き詰め、マットは取りこぼしないようそのままにしておき、初令を3頭ばかり確認していたのですが。表面の割りカスは乾燥しきっていますが、マット内の方は幼虫が成育するには充分な湿度が残ってました(なんどかキリフキもしている)。♀はまだ元気です。

どうもKwAの感触からすると、プリンはともかく、ケースの幼虫がすべて消えてしまうのはちょっと不自然。もしかしたら、親が食べてしまったのかもしれません。(もともと環境の厳しいところで暮らしていると思われるアフリカ産です。可能性はゼロではないでしょう。食性をよく把握していない種を、幼虫回収しないで親と同居させていたのは手落ちでした。。)

で、表面に撒いておいた割りカス(鉛筆ほどの太さで、3〜5センチ程度の乾燥しきった割りカスです)、いちおうほぐしてみると。。。中から孵化したての幼虫が4頭!材の中に食い込んでて助かったのでしょうか!?。。それにしても、やはりこれだけ乾燥した状態で孵化するのですね。グラディの卵はやはり湿度をきらうようです!

で、こんな小さい幼虫なら、マット内(およびマットに紛れていた小さな割りカス)にも何頭かいるのでは。。と思ったこの時点で。。。
まさかこんな孵化したての幼虫がいると思わず、場所ふさぎなので、マットを外に捨ててしまったのです、ついさっき!
(通常廃マットはとっておいて転用するのですが、ちょっと手狭になってきた&廃マットがたまってきたので、えいっ!と雪の上にばらまいてしまった(TT。)
あわてて懐中電灯を手に外に出て、素手でかき集めた(手が冷たい。。。でも幼虫はもっと可哀想だぞ。。)のですが、幼虫らしき姿を探し出す事はできませんでした。いても2〜3頭でしょうが。。。

それにしても、12/24に割出しした時点では、まだ卵か、それとももしかしたらその後に産卵したとしか思えないサイズです、今回見つかった幼虫たち。まだ、環境をととのえれば、このメスは産卵するのかも?

10頭放出の手はずになっているので、

3令・・・1頭
2令・・・1頭
初令(孵化したばかり)・・・4頭

これが全てです。無事に育ってほしい。

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メンガタ・グラディ覚え書き

●産卵セット、湿度は普通。
●卵はそれでも腐りやすいので、どんどん回収して、やや低めの湿度で保管。
●幼虫は湿度高めで飼育(万一を考え親とは離す)


※材表面(ケースの側面に沿って産むことも多い)もしくはマットに産むが、見えにくい場所に産卵した場合、放置しておくと幼虫は当然材に食い込んでいくので、さみだれ式に産卵している場合、注意が必要。産卵期間は長い(何度かセットをかえて親♀を移動させて産ませることができると思われる。)

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ちなみに、♂親は本日、とうとう虫の息になっています。明日あたりまでの命みたいです。。
♀はまだまだ元気です。。。


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